バー

やり続ければやり続けるほど勝つのが難しくなるゲームというのがある。

 

それは、失敗した数を競うゲームだ。

 

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失敗を競うゲーム

こんな話がある。

 

とある若い男たちのグループが、街に出るたびにあるゲームをしていたという。

 

バーに行って女性を誘い、断られた数が一番多い人が優勝。優勝した人は次の飲み代を仲間にすべておごってもらえる、というものだ。

 

男たちは、とにかく断られるためにかたっぱしから女性に声をかけていった。

 

このゲームを繰り返していくうちに、男たちはあることに気が付いた。

 

そう、いつの間にか女性に断られる方が難しくなっていたのだ。

失敗数を目標にすることのメリット

このお話のように、失敗することを目標に行動していると、いつの間にか失敗するのが難しく成功してしまう、というのは感覚的にもわかりやすいのではないだろうか。

 

失敗数の増加を目標にすると、いいことが少なくとも2つある。

メリット1.チャレンジ数が増える

1つは、チャレンジ数が自然と増えることだ。

 

失敗するには、当然だがチャレンジしなければならない。失敗することに才能はいらないので、失敗数を競うとなるとチャレンジした数がそのまま成績に直結する。

 

そして、チャレンジ数が成績に直結するというのは、成功を目指すときでも全く同じである。

メリット2.チャレンジへのハードルが低くなる

もう1つは、チャレンジへのハードルがものすごく低くなることだ。

 

先ほども書いたが、失敗するのに才能は何もいらない。ただ、チャレンジすればいいだけだ。

 

私たちが何か新しいことをしようとするときは、なんでも最初からうまくやろうとしすぎてしまう。これが挫折の原因となる。

 

この挫折こそが、物事を成功させられない大きな要因となっている。

 

失敗を目標とすることで、チャレンジへのハードルを低くし、挫折を起こさない構造にする。

 

これが失敗する数を目標にすることのもう1つのメリットだ。

失敗を習慣化させる工夫

失敗数を目標に設定したならば、何かしらのご褒美を自分で用意するといい。

 

たとえば、失敗数が10超えたら普段は買わないスイーツを買って帰る、みたいな。

 

先ほどのエピソードでは、失敗数が多いと次の飲み代がタダになるというご褒美が待っていた。

 

他にも、失敗したことを日記などに書き留めるだけでも効果はあるだろう。

 

ゲームの経験値みたいに、失敗ポイントをノートに書き留めるのだ。

 

そうするだけでも達成感が増して、積極的に失敗をすることがでいるようになる。

まとめ

成功に近道はない。その事実が往々にして私たちの心をくじくが、それなら逆に失敗を目標にしてしまえばいい。

 

成功を阻む真の敵は、失敗ではなく、挑戦しないことなのだ。

 

参考文献

ケヴィン・ダットン/アンディ・マクナブ著 木下栄子訳『サイコパスに学ぶ成功法則ーあなたの内なるサイコパスを目覚めさせる方法』竹書房(2016年)